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モデル編集の基本

概要

Next Design では、モデルの表現形式(ビュー)を切り替えながらモデル編集ができます。

モデル編集は、主に、画面中央のメインエディタと、その横に並べて表示できるサブエディタで行います。 メインエディタとサブエディタを使用すれば、異なるモデルを並べて編集することも、同じモデルを異なるビューで編集することもできます。

加えて、モデルナビゲータでも、モデルの構造をツリー形式で俯瞰しながら、モデルの追加やモデルの構造変更ができます。

以下では、Next Design でのモデル編集の基本操作について、次の順で説明します。

  • メインエディタで編集する
  • サブエディタを並べて編集する
  • モデルナビゲータで編集する

メインエディタで編集する

モデルを選択する

メインエディタで編集するモデルを選択するには、次の手順で行います。

モデルを選択する

操作手順
  1. モデルナビゲータでツリーを展開しながら、編集対象のモデルを見つけます。
  2. モデルナビゲータでモデルをクリックすると、メインエディタにそのモデルが表示されて編集できるようになります。
note
  • メインエディタが表示されていない場合は、リボンの [ホーム] > [ビュー] > [エディタ] をクリックして画面を切り替えてください。

ビューを切り替える

モデルのビューを切り替えるには、次の手順で行います。

ビューを切り替える

操作手順
  1. 編集対象のモデルがエディタに表示されると、その編集領域の右上に、モデルの表現形式(ビュー)を切り替えるボタンが表示されます。
  2. それらのボタンをクリックして、ビューを切り替えます。
    (上記例では ユースケース図 / 一覧 / 詳細 の3つのビューから選択)
  3. ひとつのビューでモデルを編集すると、他のビューにも自動的に反映されます。
info
  • モデル編集で使用可能なビューはモデルの種類(エンティティ)ごとに異なります。
  • 使用可能なビューはプロファイルでカスタマイズできます。

ツールボックスからモデルを追加する

ダイアグラム形式のビューでモデルを追加するには、次の手順で行います。

ツールボックスからモデルを追加する

操作手順
  1. モデルナビゲータの下のツールボックスに、追加可能なモデルの種類が表示されます。
  2. 追加するモデルの種類を選択して、ツールボックスからビュー上にドラッグ&ドロップすると、ダイアグラムにモデルが追加されます。
  3. 詳細については、ビューの種類ごとに説明します。
その他の操作手順
  • エディタの編集領域の左に表示されるサブツールボックスからもモデルを追加できます。
  • モデルナビゲータのコンテキストメニューからもモデルを追加できます。

モデルを削除する

エディタでモデルを削除するには、次の手順で行います。

モデルを削除する

操作手順
  1. エディタで削除するモデルを選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • コンテキストメニューの [モデルを削除] コマンドをクリックします。
    • delete キーを押下します。
  3. エディタからモデルが削除されます。

サブエディタを並べて編集する

サブエディタを表示する

サブエディタを表示するには、次の手順で行います。

サブエディタを表示する

操作手順
  1. リボンから [表示] > [ペイン] > [サブエディタ] をクリックします。
  2. クリックする度に表示/非表示が切り替わります。

編集するモデルを切り替える

サブエディタで表示・編集するモデルを切り替えるには、次の手順で行います。

表示するモデルを切り替える

操作手順
  1. サブエディタの上部の [表示モード切替] プルダウンリストから、下記表のいずれかを選択します。
  2. 表示モードで [手動] を選択した場合や、[入力][出力] に該当するモデルが複数ある場合は、[表示モード切替] の右に追加表示されるプルダウンリストから表示するモデルを選択します。
表示モード表示対象のモデル
手動サブエディタで指定する任意のモデル
詳細メインエディタ上で選択されているモデル
入力トレース情報の入力となるモデル
出力トレース情報の出力となるモデル
メインと同じメインエディタで編集されているモデル
参照

ビューを切り替える

サブエディタのビューを切り替えるには、メインエディタと同様に、編集領域の右上に表示されるビューの選択肢をクリックします。

サブエディタのビューを切り替える

モデルナビゲータで編集する

モデルを追加する

モデルナビゲータでモデルを追加するには、次の手順で行います。

モデルナビゲータ

操作手順
  1. モデルナビゲータ上のモデルを右クリックしてコンテキストメニューを開きます。
  2. コンテキストメニューの [モデルの追加] コマンドの下に追加可能なモデルの種類(エンティティ)が表示されます。
  3. それらの中から追加するモデルの種類をクリックすると、対象モデルの子にモデルが追加されます。
info
  • 追加可能なエンティティは階層構造の親となるエンティティによって異なり、プロファイルで定義されています。

モデルを複製する

既存のモデルとその子孫を複製して同じ構造のモデルを追加するには、次の手順で行います。

モデルの複製

操作手順
  1. モデルナビゲータ上で複製するモデルを選択します。
  2. コンテキストメニューの [複製] コマンドをクリックします。
  3. 選択したモデルの直後の位置に複製されたモデルが追加されます。
info
  • 複製対象のモデルに基づき次の内容が複製されます。

    • フィールドの入力値1
    • 対象モデルが所有している子孫のモデル
    • 対象モデルが関連元となっている関連
      • 関連先が複製対象に含まれる場合、関連先は複製先のモデル
      • 関連先が複製対象に含まれない場合、関連先は複製元のモデルの関連先と同じ
    • 対象モデルの所有・参照フィールドにおけるモデルの順序関係2
    • 各ビューでの編集情報(ERダイアグラムでのシェイプ位置など)
  • 次の内容は複製されません。

    • フィーチャ割り当てとフィーチャ条件式
    • 対象モデルが関連先となっている関連
注意
  • 多重度制約によりモデルを追加できない場合は、「多重度制約を超えるため、複製できません。」のメッセージが表示され、複製されません。

モデルを移動する

モデルナビゲータでモデルの順序を変更したり、階層構造を変更したりするには、次の手順で行います。

モデルの移動

操作手順
  1. モデルの順序を変更するには、対象モデルをツリー上でドラッグ&ドロップします。
  2. モデルを別の親に移動して階層構造を変更するには、対象モデルをツリー上の別の親の上にドラッグ&ドロップします。
注意
  • 同一階層のモデルはエンティティごとに分類されて表示されるため、異なるエンティティの間に移動することはできません。エンティティの並び順はプロファイルでカスタマイズできます。
  • 階層構造を変更する移動(別の親への移動)の場合、移動しようとするエンティティが移動先の親エンティティに追加可能な場合のみ移動できます。

  1. 初期値ありのフィールドで、内部のフィールドの値がnullの場合には、複製のときに初期値が設定されます。
    nullとなる内部のフィールドの値は、初期値がない場合のモデルの作成時、または、エクステンションのAPIを介してのみ設定されます。
  2. 「対象モデルが関連先となっている関連」は複製しないため、空きのインデックスは前方に詰められます。