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プロファイルの設定項目とモデリングの変化

メタモデルやビュー定義での各種設定項目とその変更によるモデリングでの振る舞いの変化について説明します。

エンティティの設定項目と振る舞い

エンティティの設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列モデルエディタやモデルナビゲータでの表示名が変わります。
クラス名文字列エクステンションでの識別名が変わります。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。
種類変更不可
抽象クラスかON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、モデルの種類を選択時に選択肢に含まれなくなります。
継承元エンティティ継承元で定義されているフィールドを使用できるようになります。
アイコンアイコンの意匠モデルナビゲータやツールボックス、ビューに表示されるアイコンが変わります。
プロジェクト直下の配置を許可するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、プロジェクト直下にも追加できるようになります。
モデルファイル分割を許可するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、そのモデルと親のモデルを別々のモデルファイルに分割できないようになります。
フィールドフィールド定義したフィールドに値を保持できるようになります。
モデルナビゲータで表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、そのモデルと子孫のモデルはモデルナビゲータに表示されなくなります。そして、エクスポートの対象からも除外されます。
トレースページで表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、そのモデルはトレースページに表示されなくなります。そして、トレース網羅率の計算対象からも除外されます。
差分比較時に差分を表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、モデル変更差分の比較時に差分があっても表示されなくなります。
検索対象から除外するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、検索の対象やファインダの選択肢に含まれなくなります。
置換対象から除外するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、置換の対象に含まれなくなります。
制約パス制約参照フィールドに関連モデルを追加時にパス制約を満たすモデルだけ候補が絞り込まれます。
タグ付き値任意のタグと値エクステンションでタグと値を利用した処理を実現できます。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。

フィールドの設定項目と振る舞い

エンティティが保持するフィールドの設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列フォームビュー上の該当項目に表示されるタイトルが変わります。
フィールド名文字列ツリーグリッドの列に表示される場合、エンティティごとに定義されるフィールドの表示名に関わらず、同じフィールド名のフィールド値が同一列に表示されます。
エクステンションでの識別名が変わります。
定義クラス変更不可
データ型変更不可
データ数関連するモデルの多重度[1] または [0または1] の場合、2つ目の関連モデルを追加できなくなります。
フィールドの種類変更不可
初期値あり/なしありの場合、この初期値に設定した値がそのフィールドに初期設定されます。
なしの場合、データ型に応じた初期値がそのフィールドに初期設定されます。
カテゴリ文字列インスペクタを表示時、設定したカテゴリごとにフィールドがグルーピングされて表示されます。
ファインダで表示するON/OFFファインダ上でのフィールドの表示/非表示が切り替わります。
インスペクタで表示するON/OFFインスペクタ上でのフィールドの表示/非表示が切り替わります。
差分比較時に差分を表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、モデル変更差分の比較時に差分があっても表示されなくなります。
検索対象から除外するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、検索の対象やファインダの選択肢に含まれなくなります。
置換対象から除外するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、置換の対象に含まれなくなります。
タグ付き値任意のタグと値エクステンションでタグと値を利用した処理を実現できます。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。

フォーム要素の設定項目と振る舞い

フォームが保持するフォーム要素の設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
種類変更不可
対象フィールド変更不可
タイトルを表示するON/OFFフォーム上でのタイトルの表示/非表示が切り替わります。
タイトルにアイコンを表示する変更不可
タイトルのアイコン変更不可
タイトルの表示方向既定/上/左フォーム上でのタイトルの表示位置が切り替わります。
要素を線で囲むON/OFFフォーム要素を線で囲むかが切り替わります。

所有関連の設定項目と振る舞い

エンティティ間の所有関連の設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列フォームビュー上の該当項目に表示されるタイトルが変わります。
フィールド名文字列ツリーグリッドの列に表示される場合、エンティティごとに定義されるフィールドの表示名に関わらず、同じフィールド名のフィールド値が同一列に表示されます。
エクステンションでの識別名が変わります。
定義クラス変更不可
データ型変更不可
データ数関連するモデルの多重度[1] または [0または1] の場合、2つ目の関連モデルを追加できなくなります。
フィールドの種類変更不可
構造化して保存するON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、JSON形式での保存時にそのフィールドが構造化されて保存されます。
カテゴリ文字列インスペクタを表示時、設定したカテゴリごとにフィールドがグルーピングされて表示されます。
インスペクタで表示するON/OFFインスペクタ上でのフィールドの表示/非表示が切り替わります。
差分比較時に差分を表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、モデル変更差分の比較時に差分があっても表示されなくなります。
タグ付き値任意のタグと値エクステンションでタグと値を利用した処理を実現できます。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。

参照関連/導出関連の設定項目と振る舞い

エンティティ間の参照関連および導出関連の設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列フォームビュー上の該当項目に表示されるタイトルが変わります。
関連名文字列エクステンションでの識別名が変わります。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。
関連元変更不可
関連先変更不可
アイコンアイコンの意匠プロファイルナビゲータやビューに表示されるアイコンが変わります。
双方向参照かON/OFF既定値 OFF から ON に変更した場合、関連先となるモデルからもこの関連を追加できるようになります。
導出関連に設定するON/OFF参照関連の既定値 OFF から ON に変更した場合、モデルエディタ上で導出関連として編集できるようになり、トレースページでも表示されるようになります。
フィールドフィールド定義したフィールドに値を保持できるようになります。
差分比較時に差分を表示するON/OFF既定値 ON から OFF に変更した場合、モデル変更差分の比較時に差分があっても表示されなくなります。
タグ付き値任意のタグと値エクステンションでタグと値を利用した処理を実現できます。モデルエディタでの振る舞いは変わりません。

継承関連の設定項目と振る舞い

継承関連に個別の設定項目はありません。

シェイプの設定項目と振る舞い

ダイアグラムに対するシェイプ定義の設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列ツールボックスに表示されるアイコンのラベルが変わります。
シェイプ名文字列変化なし
種類シェイプの種類対象フィールドに保持されているモデルのシェイプの種類が変わります。
マッピング対象変更不可
対象フィールド変更不可
データ型変更不可
モデルの追加時に自動でシェイプを追加するON/OFFONの場合、他のビューでモデルを追加時にERダイアグラム上にシェイプも自動追加されて表示されます。
OFFの場合、他のビューでモデルを追加してもERダイアグラム上にモデルは自動追加されず、非表示状態になります。
図形シェイプの形状対象フィールドに保持されているモデルの形状が変わります。
表示色シェイプの塗りつぶし色、線色、ラベルの表示色が変わります。
線の太さ正の整数シェイプの線の太さが変わります。
メタモデルのアイコンを表示するON/OFFON の場合、シェイプのラベルにアイコンが付いて表示されます。
図形の変更を許可するON/OFFON の場合、ダイアグラム上のシェイプごとに図形を変更できます。
画像の貼り付けを許可するON/OFFON の場合、ダイアグラム上のシェイプごとに画像を貼り付けできます。
幅/高さ正の整数モデル追加直後のシェイプの既定サイズが変わります。
タイトル/ボディ表示するフィールドタイトルやボディに指定したフィールド値が表示されます。
タイトル/ボディの文字揃え文字揃えとフォントタイトルやボディの文字揃えと表示フォントが変わります。
カテゴリの表示方法なし/値がある場合のみ/常に表示指定した条件でカテゴリテキストが表示されます。
カテゴリ表示するフィールドカテゴリテキストに指定したフィールド値が表示されます。
カテゴリの文字揃え文字揃えとフォントカテゴリテキストの文字揃えと表示フォントが変わります。
ラベル表示するフィールドと位置指定したフィールド値がそれぞれの位置に表示されます。
子シェイプ子シェイプとして表示するフィールドとシェイプシェイプの中に子シェイプを表示・追加できるようになります。

コネクタの設定項目と振る舞い

ERダイアグラムに対するコネクタのシェイプ定義の設定項目と、その変更によるモデリングでの振る舞いの変化は次の通りです。

設定項目振る舞い
表示名文字列変化なし
シェイプ名文字列変化なし
データ型変更不可
モデルの追加時に自動でシェイプを追加するON/OFFONの場合、他のビューで関連を追加時にERダイアグラム上にコネクタも自動追加されて表示されます。
OFFの場合、他のビューで関連を追加してもERダイアグラム上にコネクタは自動追加されず、非表示状態になります。
方向双方向/順方向/逆方向双方向の場合、関連元と関連先の双方向からコネクタを追加できます。
順方向の場合、関連元から関連先へコネクタを追加できます。
逆方向の場合、関連先から関連元へコネクタを追加できます。
関連元コネクタ先端の形状関連元側の形状が変わります。
関連先コネクタ先端の形状関連先側の形状が変わります。
形状コネクタの線の形状コネクタの経路や曲がり方が変わります。
表示色コネクタの線の色が変わります(塗りつぶし色は表示に影響しません)。
線の太さ正の整数コネクタの太さが変わります。
線の種類実線/ダッシュ線/点線コネクタの線種が変わります。
メタモデルのアイコンを表示するON/OFFON の場合、コネクタのラベルにアイコンが付いて表示されます。
ラベル表示するフィールドと位置コネクタに付記されるラベルが変わります。
コネクタ設定項目の [方向] について
  • 2つのモデル間に順方向と逆方向の2種類の関連があり、両方のコネクタが定義されていて、かつ、両方の設定項目 [方向][双方向] に設定されている場合、コネクタ追加時にコネクタの種類を選択する操作が必要になります。
  • これに対して、それぞれのコネクタの設定項目 [方向][順方向][逆方向] を設定すると、コネクタ追加時の操作方向に従ってコネクタの種類が自動的に判定されるようになり、選択操作なしですばやくコネクタを追加できるようになります。