NEW FEATURESNext Design V4
の新機能
モデルエディタのタブ化やプロファイルの再利用支援など
生産性を飛躍的に向上させるメジャーバージョンアップ
システム/ソフトウェアの開発を革新させる次世代設計ツール Next Design が、設計の生産性をさらに向上させる新機能を搭載しメジャーバージョンアップしました。 設計現場のニーズに応える操作性や表現力の向上、プロファイルの組み合わせやカスタマイズ対応によるプロセス資産の再利用性向上など、生産性を飛躍的にアップさせる数々の新機能でシステム/ソフトウェア開発を加速させます。
現場ニーズに応える操作性と表現力
プロファイルの組織運用を加速
大規模・並行開発への対応強化
Next Designとは?
Next Designはシステムとソフトウェア開発のための次世代設計ツールです。
各工程の設計情報の構造と関連を定義した「メタモデル」と、それを表現するための図・文書表現である「ビュー定義」を開発現場の観点・用途に合わせることで専用の設計ツールにできます。
V4の特長
現場ニーズに応える操作性と表現力
設計現場のニーズに応えて Next Design がさらに使いやすくなりました。 マルチタブでの複数モデル同時表示による作業効率向上、 ダイアグラムでの関連ハイライトや飛び越し表示による視認性向上、 ツリーグリッドでの色付けやメモ書きによるコミュニケーション円滑化など、 設計ツールとしての操作性や表現力を大幅に向上しました。
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マルチタブ・フローティング表示による作業効率向上
- 複数モデルのタブ表示により、別工程のモデルもすばやく切り替えて表示できます。
- フローティング表示を使えばマルチディスプレイ環境を有効活用できます。
- モデルだけでなくトレースページやメタモデルのクラス図も同時に確認できます。
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ダイアグラムの視認性・操作性向上
- 選択した関連線のハイライト表示や交点の飛び越し表示により、関連線の経路が複雑でも接続先が一目でわかります。
- ERダイアグラムでの整列ガイドが等間隔配置にも対応し、キー操作で位置調整もできるようになり、思い通りにシェイプを配置できます。
- シェイプへの画像貼り付け時に画像の縦横比に合わせてシェイプがリサイズされるようになり、画像の見た目が維持されます。
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さらに使いやすくなったモデル編集操作
- モデルをエディタ上部にドラッグ&ドロップすることで、直感的にモデルを開けます。
- リッチテキスト型フィールド内のテキスト置換にも対応し、他のテキストと一緒に置換できます。
- 最近使ったプロジェクトをピン止めできるようになり、多数のプロジェクトを使っている場合でも、よく使うプロジェクトを素早く開けます。
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色付けやメモ書きなどの表現手段拡大
- ダイアグラム以外でもモデルに色を設定でき、モデルを強調したり色分けしたりできます。
- ツリーグリッドでセルへのメモ書きや行番号表示ができ、レビューでのコミュニケーションも円滑にできます。
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Coming Soon
マークダウン拡張記法にも対応したエディタの機能拡張
- マークダウン記法の表現力で設計情報をわかりやすく記述できます。
- マークダウン拡張記法の PlantUML, Mermaid, WaveDrom, Graphviz, ChartJS にも対応し、様々な図表現を埋め込めます。
- URLを指定してWebページを表示したり、スクリプトを埋め込んで動的にコンテンツを生成したりできます。
プロファイルの組織運用を加速
プロファイルは現場の知見が集約されたプロセス資産です。 要求定義、設計、テストなどの工程や製品系列ごとに定義したプロファイルを部品化してそれらを組み合わせるだけで、プロジェクト開始時に必要なプロファイル定義が手早く簡単にできるようになりました。 現場に合った設計項目名などのカスタマイズや組織によるプロファイル改訂への追従にも対応しており、組織的なプロファイル運用サイクルを加速します。
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部品を組み合わせてプロファイル定義
- 作業工程や製品系列ごとにプロファイルを部品化して組み合わせることで、プロジェクトで必要なプロファイルを手早く簡単に定義できます。
- プロファイルの複数バージョンを管理して、プロジェクトごとに利用するプロファイルのバージョンを指定できます。
- プロファイルを共有フォルダでも公開でき、組織でのプロファイル配布も簡単です。
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現場に合わせてプロファイルをカスタマイズ
- 部品化されたプロファイルを複数プロジェクトで再利用しつつ現場に合わせてカスタマイズすることで、プロジェクトごとの違いを吸収できます。
- プロファイルのカスタマイズにより、設計項目名の合わせこみや設計すべき情報の取捨選択ができます。
- プロファイルのマージにも対応し、プロファイルの改変を柔軟に行えます。
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カスタマイズを維持してプロファイル改訂に追従
- 利用しているプロファイルが組織によって新しいバージョンに改訂されたときも、現場のプロファイルを簡単にアップデートできます。
- 現場に合わせてカスタマイズしている内容は維持したまま、組織によるプロファイル改訂を反映して追従できます。
- プロファイル改訂をプロジェクトに反映する前にプロファイルの変更差分を確認して反映タイミングを判断できます。
大規模・並行開発への対応強化
システム/ソフトウェア開発は日増しに大規模化が進んでいます。 Next Design を導入いただいている大規模・並行開発の現場でのニーズをフィードバックし、機能性はもちろん性能も大幅にアップさせて、ストレスのない操作性を実現しました。
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Coming Soon
新開発CLI版によるCI/CD活用
- Linux でも動作する新開発のコマンドライン版 Next Design で CI/CD によるプロセス自動化を加速します。
- エクステンションも利用でき、ユーザー独自の整合チェックや自動変換、エクスポートなどを自動化できます。
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モデルファイルの階層化
- 数多くのモデルファイルをサブフォルダで階層化することで、工程や機能などの単位でモデルファイルを整理できます。
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トレースページの性能改善
- トレースページの性能を大幅に改善し、大規模プロジェクトでもストレスなく操作できます。
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別プロジェクトのインポート
- 別プロジェクトからすべてのモデルを一括でインポートできるため、変更開発時のモデル移行も簡単にできます。
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Git連携の機能強化
- コレクション順序のマージ処理ロジックを改善し、より自然な順序でマージできます。
- チェリーピック操作に対応し、コミット履歴から指定したコミットを現在のプロジェクトに適用できるようになります。
- 便利なオプション設定が追加され、よく行う操作を簡略化できます。
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Coming Soon
部分ロード機能の使い勝手向上
- モデルファイル単位での手動ロードに加えて、エディタ内にある未ロードのモデルをまとめてロードしたり、一覧から対象モデル選択してロードしたりできます。
その他数多くの機能アップ
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Excelファイルへのエクスポート
- ツリーグリッドビューやプロダクトラインのコンフィグレーションをExcelファイルにエクスポートしてデータ活用できます。
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EAインポート時のモデル更新
- 更新されたEAファイルを再インポートすることで、インポート済みのモデルに更新を反映できます。
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オンプレミスフローティングライセンスのセキュリティ強化
- サーバー接続情報が埋め込まれたファイルをユーザーに配布してライセンス登録することで、サーバー接続情報を隠蔽できます。
- 特定PCのみ利用を許可することができ、許可されていないPCでのライセンス利用を制限できます。
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最新の.NET8に対応
- アプリケーションのフレームワークを.NET8に更新し、最新の実行環境に追従しました。
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APIの機能追加・改良
- リッチテキスト型フィールドの値設定の振る舞いが変更になり、より簡潔に操作できます。
- ドキュメント生成時のオプション設定が追加され、生成後に自動で開く動作を抑制できます。
- メタモデルのクラス継承関係をAPIで削除できます。
Coming Soonこれらの機能は Next Design V4 をリリース後に、V4 対応拡張機能として追加リリース予定です。