Next Design では、従来の設計テンプレートに相当する内容を「プロファイル」として定義して設計に利用することで、設計の効率化や品質確保を可能にします。例えば、要求定義、設計、テストなどの工程や製品系列ごとに、設計内容の構造や表記法をプロファイルとして定義します。言い換えれば、プロファイルは設計現場の知見が集約されたプロセス資産です。 Next Design で設計を開始するには対象プロジェクトに合ったプロファイルが必要になりますが、あらかじめ部品化しておいたプロファイルを組み合わせるだけで、手早く簡単に必要なプロファイルを仕立てられます。設計現場に合った設計項目名などのカスタマイズや組織によるプロファイル改訂への追従にも対応しており、組織的なプロファイル運用サイクルを支援します。

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部品を組み合わせてプロファイル定義
作業工程や製品系列ごとにプロファイルを部品化して組み合わせることで、プロジェクトで必要なプロファイルを手早く簡単に定義できます。
プロファイルの複数バージョンを管理して、プロジェクトごとに利用するプロファイルのバージョンを指定できます。
プロファイルを共有フォルダでも公開でき、組織でのプロファイル配布も簡単です。 -
現場に合わせてプロファイルをカスタマイズ
部品化されたプロファイルを複数プロジェクトで再利用しつつ現場に合わせてカスタマイズすることで、プロジェクトごとの違いを吸収できます。
プロファイルのカスタマイズにより、設計項目名の合わせこみや設計すべき情報の取捨選択ができます。
プロファイルのマージにも対応し、プロファイルの改変を柔軟に行えます。 -
カスタマイズを維持してプロファイル改訂に追従
利用しているプロファイルが組織によって新しいバージョンに改訂されたときも、現場のプロファイルを簡単にアップデートできます。
現場に合わせてカスタマイズしている内容は維持したまま、組織によるプロファイル改訂を反映して追従できます。
プロファイル改訂をプロジェクトに反映する前にプロファイルの変更差分を確認して反映タイミングを判断できます。