ビュー定義
ビュー定義とは
ビュー定義とは、モデルに対する表現形式の定義です。
- モデルの見せ方として、ダイアグラム形式の表記法やフォーム形式の構成を定義できます。
- ビュー定義を更新するだけですべてのビューに反映され、モデルごとにビューの表記を更新する必要はありません。
- モデルの種類(メタモデルのエンティティ)ごとに複数のビュー定義を持たせることができ、用途に応じてビューを使い分けられます。
ビューとビュー定義の関係
ビューは、あるモデルを所定の表現形式で表したモデルの姿です。ビュー定義は、その表現形式です。 ビュー定義では、ダイアグラム形式の表記法やフォーム形式の構成を定義できます。1つのモデルは複数のビューを持ち、個々のビューはビュー定義に従って自動的に生成・更新され、直接編集もできます。
ビュー定義を更新すれば、そのビュー定義に従って生成されたすべてのビューに自動的に反映されるため、表現形式を統一しなおす手間がなく表記ズレも起きません。
ビューの使い分け
ダイアグラム系
ビューの種類 | 特長 |
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ERダイアグラム | ・モデルを自由に配置して全体像を俯瞰しながら編集できます。 ・モデルや関連の種類を意匠で区別できます |
ツリーダイアグラム | ・階層ごとに自動整列されるツリー形式でモデルを編集できます。 ・一部を折り畳んでスコープを絞り込みできます。 ・縦方向・横方向のレイアウト切り替えもできます。 |
シーケンス図 | ・モデル間のインタラクション(相互作用)をシーケンス図で記述できます。 |
フォーム系
ビューの種類 | 特長 |
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ドキュメントフォーム | ・従来の設計文書のように、文章や表を使って記述できます。 ・リッチテキスト型のフィールドを定義して、図や表の差し込みができます |
ツリーグリッド | ・モデルの構造をツリー形式で俯瞰しながら、一画面で多くの情報を編集できます。 ・構造化された大規模ソフトウェアのモデリングにも適しています。 |