高度な機能拡張
.NET DLL 方式のエクステンションでは、次のような高度な機能拡張が可能です。
- ダイアグラムビューでの条件付き書式変更
- ダイアグラムビューでのテキストの動的変更
- モデル追加時の初期化処理の追加
- モデル編集操作時の動的制約の追加
- サブエディタ/インスペクタでの表示モードの追加
- ドキュメント出力内容のカスタマイズ
- カスタム UI の組み込み
プレビュー公開
これらの機能は先行公開しているものです。 現時点で品質保証しておりませんので、ご利用される場合はユーザー様の責任でご利用ください。 また、これらの仕様は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
ダイアグラムビューでの条件付き書式変更
ダイアグラムビューに表示されるシェイプやラベルなどの書式を、モデルのフィールド値などを条件として動的に変更できます。
条件に応じて書式を変更できる要素は次の通りです。
対象ビュー
- ERダイアグラム
- ツリーダイアグラム
- シーケンスダイアグラム
書式変更できる要素
- シェイプ
- 文字色、背景色、線色、線の太さ、線のスタイル、図形、画像
- コネクタ
- 文字色、背景色、線色、線の太さ、線のスタイル、線の種類、始点形状、終点形状
- ラベル
- 文字色、フォント、フォントサイズ、下線、斜体、太字、取り消し線
- コンパートメントアイテム
- 文字色、フォント、フォントサイズ、下線、斜体、太字、取り消し線、アイコン、アイコンの表示
モデル追加時の初期処理の追加
モデル追加時にユーザー独自の初期処理を追加することができます。プリミティブ型や列挙型のフィールドの値を設定するだけでなく、所有する子要素のモデル追加も可能です。
ダイアグラムビューでのテキスト動的変更
ダイアグラムビュー上のテキストに表示する文字列を、モデルの複数のフィールド値から組み立てて動的に変更することができます。また、ダイアグラムビュー上のテキストに入力された文字列を解析して、モデルの複数のフィールド値を設定することもできます。
対象ビュー
- ERダイアグラム
- ツリーダイアグラム
- シーケンスダイアグラム
モデル編集操作時の動的制約の追加
Next Design に標準搭載されている多重度制約やパス制約に加えて、モデルのフィールド値などに基づくユーザー独自の制約を追加できます。
モデル編集操作に追加できる制約は次の通りです。
- モデル関連付け時の可否制約
- モデル参照追加時の候補制約
- モデル作成時のエンティティ種類の候補制約
サブエディタ/インスペクタでの表示モードの追加
サブエディタとインスペクタに Next Design に標準搭載されている表示モード以外に、独自の表示モードを追加することができます。
ユーザー独自 UI でのモデル編集
Next Design に標準搭載されている UI 以外に、ユーザーが独自に開発した UI を次の部分に組み込んでモデル編集機能を拡張できます。
- モデルエディタのビュー
- ナビゲータ
- インスペクタ
ユーザー独自の UI を組み込むと標準の UI と並んで表示され、用途に応じて切り替えられます。 ユーザーが独自に開発して組み込む UI を カスタム UI と呼びます。