Next Design V4.0 (4.0.11.50320) リリースノート


システム/ソフトウェアの開発を革新させる次世代設計ツール Next Design が、設計の生産性をさらに向上させる新機能を搭載しメジャーバージョンアップしました。 設計現場のニーズに応える操作性や表現力の向上、プロファイルの組み合わせやカスタマイズ対応によるプロセス資産の再利用性向上など、生産性を飛躍的にアップさせる数々の新機能でシステム/ソフトウェア開発を加速させます。

目次

新機能と改善の内容

現場ニーズに応える操作性と表現力

設計現場のニーズに応えて Next Design がさらに使いやすくなりました。 マルチタブでの複数モデル同時表示による作業効率向上、 ダイアグラムでの関連ハイライトや飛び越し表示による視認性向上、 ツリーグリッドでの色付けやメモ書きによるコミュニケーション円滑化など、 設計ツールとしての操作性や表現力を大幅に向上しました。

マルチタブ・フローティング表示

ダイアグラムの視認性・操作性向上

さらに使いやすくなったモデル編集操作

色付けやメモ書きなどの表現手段拡大

プロファイルの組織運用を加速

プロファイルは現場の知見が集約されたプロセス資産です。 要求定義、設計、テストなどの工程や製品系列ごとに定義したプロファイルを部品化してそれらを組み合わせるだけで、プロジェクト開始時に必要なプロファイル定義が手早く簡単にできるようになりました。 現場に合った設計項目名などのカスタマイズや組織によるプロファイル改訂への追従にも対応しており、組織的なプロファイル運用サイクルを加速します。

部品を組み合わせてプロファイル定義

現場に合わせてプロファイルをカスタマイズ

カスタマイズを維持してプロファイル改訂に追従

大規模・並行開発への対応強化

システム/ソフトウェア開発は日増しに大規模化が進んでいます。 Next Design を導入いただいている大規模・並行開発の現場でのニーズをフィードバックし、機能性はもちろん性能も大幅にアップさせて、ストレスのない操作性を実現しました。

モデルファイルの階層化

トレースページの性能改善

別プロジェクトのインポート

Git連携の機能強化

その他数多くの機能アップ

Excelファイルへのエクスポート

EAインポート時のモデル更新

オンプレミスフローティングライセンスのセキュリティ強化

ERダイアグラムの機能改善

モデルエディタの機能改善

リッチテキストの機能改善

プロファイル定義の機能改善

ライセンス登録の機能改善

最新の.NET8への対応

APIの機能追加・改良

修正した問題と制約事項

本バージョンで問題や制約事項の修正を行い、より安定した品質でアプリケーションをご利用いただけるようになりました。 修正した問題と制約事項の詳細は下記ページからご確認ください。

V4.0 アップデートに伴う注意点

V3.1 から V4.0 へのアップデートに伴う注意点をご説明いたします。 V4.0 へのアップデートを行わず V3.1 向けエクステンション開発を継続される場合も対応が必要な場合がございます。 以下の内容をご確認ください。

a) V4.0 へアップデートする方

拡張コンテンツのアップデートやオンプレミス版フローティングライセンスの利用方法の変更、一部APIの振る舞い変更があります。 詳細は次のページをご確認ください。

b) V3.1 を継続利用する方

V4.0 へアップデートせず V3.1 を継続利用するために V3.1 向けエクステンション開発を継続する場合、エクステンション開発プロジェクトの設定変更が必要となる場合があります。 詳細は次のページをご確認ください。

なお、アップデートはお客様の任意のタイミングで実施可能です。

アップデート方法

次のリンクからインストーラをダウンロードしてインストールしてください。アクセスの際はユーザー登録者の方にご連絡している "A" から始まるデンソークリエイトアカウントとそのパスワードを入力ください。

(今回のアップデートでは必須コンポーネントが変更されているため、Next Design のメニューからアップデートを行うことはできません)

以上です。