R04. プロファイルインポートの振る舞い¶
プロファイルのインポート¶
プロファイルを標準化して複数プロジェクトに適用しつつも、個々のプロジェクトでプロファイルを拡張することもできます。 プロファイルのインポート機能では、個々のプロジェクトでプロファイルを拡張している場合も、標準プロファイルの改訂を随時適用できます。
インポートの振る舞い¶
編集中のプロジェクトのプロファイル P1 にプロファイル P2 をインポートした時の振る舞いを説明します。
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プロファイル P1 と P2 の論理和となるようにプロファイルが更新されます。
変更操作 振る舞い P2 で追加 そのまま追加 P2 で削除 P1 の内容を維持 P2 で変更(差異あり) P2 の内容で上書き P2 で未変更(差異なし) 変更しない -
プロファイル内のデータは名前ではなく内部管理のIDで同一性が判定され、同一であれば内容の差異によって変更の有無が判定されます。
- メタモデルに定義されるエンティティやビュー定義はもちろん、エンティティが保持する個々のフィールドも内部管理のIDで同一性が判定されます。
- メタモデル内のパッケージ間で移動されたデータも内部管理のIDで同一性が判定され、P2のパッケージ構成に従って移動されます。
- 追加データの名前が重複している場合は、P1 の名前が自動修正され、P2 の名前が維持されます。
- メタモデルでの順序はP2での順序に従います。P2で削除されたP1のデータはP2のデータの後ろにまわります。