ライフサイクル¶
概要¶
エクステンションには機能拡張の対象に応じて次の2種類のライフサイクルがあります。
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アプリケーションライフサイクル
Next Design を起動してから終了するまで有効(プロジェクトによらず Next Design 共通のエクステンション)
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プロジェクトライフサイクル
該当プロジェクトを作成もしくは開いてから閉じるまで有効(特定プロジェクトを対象とするエクステンション)
エクステンション実行の流れ¶
エクステンションの読み込みから処理実行までの大まかな流れは次の通りです。
- Next Design を起動すると、所定のフォルダに配置されているすべてのエクステンションのマニフェストとスクリプトおよび DLL が読み込まれます。
- アプリケーションライフサイクルのエクステンションが有効になり、そのマニフェストに定義されたリボンタブやボタンが追加されます。
- Next Design でプロジェクトライフサイクルのエクステンションの対象プロファイルを持つプロジェクトを開くと、そのエクステンションが有効になり、そのマニフェストに定義されたリボンタブやボタンが追加されます。
- マニフェストに定義された拡張ポイントに従って、該当するUI操作やイベントが発生すると、エクステンションに実装されたコマンドハンドラもしくはイベントハンドラが呼び出されます。
参照
- エクステンションの配置先フォルダについては、開発ガイド > エクステンションの配布 > エクステンションの配置先 を参照してください。
注意
- Next Design 実行中にエクステンションを差し替えたりスクリプトを変更したりしても、それらの変更は反映されません。
- すべてのエクステンション(マニフェストとDLL)は、Next Design を起動したタイミングで読み込まれて、Next Design 実行中は再読み込みされません。
- エクステンションのスクリプトも初回の処理呼び出しのタイミングで読み込まれて、Next Design 実行中は再読み込みされません。